2022年度 会長所信

「GET BACK YEG ~今こそ集い、深める絆~」

貝塚商工会議所 青年部 会長 岡 尚哉

新型コロナウィルスが蔓延し始めてから早2年以上が過ぎましたが、未だに感染者は増加と減少を繰り返しており、一日も早く平穏な日常になることを皆が心待ちにしています。また経済においても復調の見通しがつかず、我々中小・零細企業の経営は困難な状況が続いております。貝塚商工会議所青年部(以下、貝塚YEG)の活動におきましても、この2年間はWEBを用いた会議を行いながら、チャンスがあれば一つでもリアルで事業をしようと委員長をはじめとする役員が設えを行ったにもかかわらず、中止せざるを得ず断念した事業もありました。延期を繰り返し、規模を縮小しながら行ってきた事業もありました。YEG活動を続けていくうえで本当に苦労した2年でありました。

 そんな中で、ようやく昨年の10月に『創立35周年記念式典』と貝塚YEGの全体事業である『MOANI Hoaloha KAIZUKA2021』を、新型コロナウィルス感染防止対策を徹底しながら無事に開催することができ、約800人の集客を得ることができました。これに続いて政策提言研修委員会の12月例会、3月の卒業式も賑やかに開催することができました。今後もしっかりとした感染防止対策は必要ではございますが、令和4年度のYEG活動が活発に行っていければと期待するところでございます。

 しかしながら、冒頭でお話させて頂いたようなこの2年間の活動の中で会員の参加率が少なくなってきているのも事実です。今年度はこのような状況を一新し、Withコロナで前進することで、新型コロナウィルスが蔓延する以前のような貝塚YEGを取り戻したい、委員会活動を通して会員同士の絆を深め、多くの仕事の話や情報交換を行うことができ、またそれぞれが仕事で困った時や悩んでいる時に助け合えるような仲間を楽しみながら築いて欲しい。そしてこのYEGの事業活動を、コミュニケーションを築く場として利用して欲しいという思いで、今年度スローガンを『GET BACK YEG~今こそ集い、深める絆~』とさせていただきました。そのためにはまず各委員会活動(小集団での活動)を活発に行い、今まであまり交流を持てなかった会員同士がコミュニケーションを取ることで、絆を深めていくことが大切だと思います。そういった意味で、今年度は各委員長に交流の要素を大いに取り入れてもらうことをお願いしております。是非とも一年を通じてこのスローガンの意義を充実させ、会員の皆様へ思いが届けられるよう全力で頑張っていきたいと思います。

貝塚商工会議所 青年部 会長 岡 尚哉

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